山で使うコーヒーセット2つ、ドリップ用133.3gと軽量85.9gの選び方
累計1,000パターン以上のスタッキング検証から組み立てた、実際に使うコーヒーセットです。ドリップできる本命セットが133.3g、極限まで削った軽量セットが85.9g。なぜそのカップを選んだのか、重さの比較まで出します。
もとになった動画
YouTubeの「スタッキング大学 by KALUGII/カルギイ」に2025年1月17日に投稿した
「【本気で選んだ】2025年に愛用する、ULコーヒーセットが決定しました。簡単に作れる100均(ダイソー)お茶パック式珈琲が、軽量化に超オススメ。【キャンプギア、登山道具】【ミニマリスト】」という動画のスタッキング検証にもとづいています。

目次(8項目)
まず動画で(14分)
各項目にある「本編の◯:◯◯から見る」を押すと、その場面から再生されます。
セット① 本命:ドリップして飲む(133.3g)
外側にエバニューの400NH(ノーハンドル)、蓋にマルチディッシュ。この中に一式を詰めます。
- エバニュー Ti 400 NH(外側)
- エバニュー マルチディッシュ(蓋)
- ウィルドゥ フォールダーカップ(飲む器)
- エバニュー BLUENOTE stove(アルコールストーブ)+プレヒート皿
- 自作のチタン風防
- KALUGII コーヒードリッパーとドリクリップ
- EPIgas ピンチリフター
- BIC ミニライター
- コーヒーフィルター
- アルコール燃料(セリアの調味料ボトル 30ml+16ml)
- 本体だけ … 133.3g
- 燃料を抜いた状態 … 140g
- アルコール燃料45ml込み … 183.7g
- (外側を400FDに替えた場合 … 149.2g)
なぜ400NHを選んだのか(重さの比較)
候補は他にもありました。数字で比べています。
- エバニュー Ti 400 NH … 32.8g
- エバニュー Ti 250 cup NH … 24.4g
- エバニュー GubiGubi … 32.2g
- ベルモント チタントレールカップ280 … 52.7g
- エバニュー 400FD(ハンドル付き) … 48.5g
注目したのは400NHとGubiGubiがほぼ同じ重さだったことです。容量が大きいのに重さは変わらない。だから400NHにしました。ベルモントの280は意外と重く、52.7gあります。
400FDでも構いません。ハンドルが付くぶん48.5gになりますが、ここは好みで選んでいい部分です。
詰め方には順番があります
適当に入れると入りません。順番があります。
- コーヒードリッパーをフォールダーカップの中へ(片側を浮かせるようにしないと入りません)
- その隙間にドリクリップ(アルミケースごと)
- 残った隙間にピンチリフターを斜めに
- これを400NHの中へ
- 空いた隙間にミニライターを縦に
- コーヒーフィルターは折って側面へ
- アルコールストーブ、燃料、風防、プレヒート皿(逆さま)を入れる
- マルチディッシュで蓋をして完成
収納袋は、400NHを買ったときに付いてくる袋をそのまま使っています。
実際に淹れる
豆は家で挽いて、アルミホイルに包んで持っていきます。淹れる前に少し炙ると香りが立ちます。
蓋のマルチディッシュは、かちっとはめなくても上に乗せるだけで湯は沸きます。
セット② 極限まで削る:85.9g
ギアだけで85.9gです。あとはアルコール燃料と豆をどれだけ持つかだけになります。
- エバニュー GubiGubi(本体)
- トランギア バーナーベストリッドの蓋部分だけ
- カーボンフェルトのアルコールストーブ
- KALUGII チタン五徳
- 自作のチタン風防
- BIC ミニライター/EPIgas ピンチリフター
- アルコール燃料 30ml(セリアの調味料ボトル)
- お茶パック(ダイソー)
こちらでGubiGubiを選んだ理由も重さです。ただし比べたのは「蓋込み」の重さでした。
- GubiGubi+蓋 … 40g
- 250ノーハンドル+蓋(Boundless Voyage 600mlの蓋) … 42.1g
- 400NH+マルチディッシュ … 46.9g
本体単体では250ノーハンドルがいちばん軽いのに、蓋まで含めるとGubiGubiが逆転します。カップだけを比べても意味がない、という例です。
軽量セットではドリップしません。お茶パックで浸します
ドリッパーを持たないぶん、淹れ方を変えます。ダイソーのお茶パック(ティーバッグ)に挽いた豆を入れて、浸すだけです。器具が減るので、そのぶん軽くなります。
豆は12〜14g(動画では12g)を粗挽きで用意します。細かい粉が残ったままお茶パックに入れると雑味が出るため、茶こしでふるって細かい粉を取り除いてからパックに詰め、アルミホイルに包んで持っていきます。お湯は200ml、抽出は3〜5分が目安です。
どちらを選ぶか
きちんと淹れたいなら①の133.3g。とにかく軽くしたいなら②の85.9gです。差は47.4gですが、その差でドリップという体験が付いてきます。
私は①をメインにしています。朝のコーヒーの時間を確保するために軽量化を始めたので、そこを削りすぎると本末転倒だからです。
この検証をしている理由
このサイトを書いているのは、僕(さかた)です。KALUGII/カルギイ でチタンギアを作りながら、スタッキングだけを専門に研究しています。ここで紹介したコーヒードリッパーとドリクリップは当ブランドの製品です。他社の道具も同じように測って、入らないものは「入らない」と書いています。この記事には、動画から切り出した検証の場面を6か所そのまま載せています。
検証してほしい道具があれば、公式LINEから教えてください。リクエストの多かったものから、僕が買って検証して記事にしています。(全部にはお応えできませんが、必ず目は通しています)
この記事に出てくる道具 8点
写真はメーカー・販売ページのものです。押すと実測値のページへ行けます。
この中に、お持ちのものはありますか
同じ商品を2人が測ると、その数字は確定値になります。私の実測が1件目なので、あなたが2件目です。定規でも構いませんし、測れた項目だけで大丈夫です。
- ウィルドゥ フォールダーカップあと1件で確定:外径・重さ
- EVERNEW Ti 400 NHあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- EVERNEW BLUENOTEstove EBY637あと1件で確定:外径・高さ・重さ
- KALUGII/カルギイ スタッキング U.L.コーヒードリッパーあと1件で確定:外径・高さ・重さ
- EVERNEW Ti 400FD Cupあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- trangia バーナーベース ソリッドあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- EVERNEW GubiGubiあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- EPIgas ピンチリフターまだ実測がありません
この記事に出てくるギアのうち、8点が実測を待っています。全部を見る
この記事に出てくる組み合わせの、完全版
KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。
この記事に無い組み合わせで「これ入りますか?」があれば、LINEで教えてください。 すべてにお応えすることはできませんが、いただいた中から順に重ねて確かめ、記事にしています。 同じことを知りたい人に、まとめて届くようにするためです。
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