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山で使うコーヒーセット2つ、ドリップ用133.3gと軽量85.9gの選び方

累計1,000パターン以上のスタッキング検証から組み立てた、実際に使うコーヒーセットです。ドリップできる本命セットが133.3g、極限まで削った軽量セットが85.9g。なぜそのカップを選んだのか、重さの比較まで出します。

この記事で検証した商品です。(検証日: 2025年1月17日)

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目次(8項目)
  1. まず動画で(14分)
  2. セット① 本命:ドリップして飲む(133.3g)
  3. なぜ400NHを選んだのか(重さの比較)
  4. 詰め方には順番があります
  5. 実際に淹れる
  6. セット② 極限まで削る:85.9g
  7. 軽量セットではドリップしません。お茶パックで浸します
  8. どちらを選ぶか

まず動画で(14分)

各項目にある「本編の◯:◯◯から見る」を押すと、その場面から再生されます。

セット① 本命:ドリップして飲む(133.3g)

外側はエバニュー Ti 400 NH、蓋はマルチディッシュ。中に一式が入ります 本編の 0:54 から見る

外側にエバニューの400NH(ノーハンドル)、蓋にマルチディッシュ。この中に一式を詰めます。

  • 本体だけ … 133.3g
  • 燃料を抜いた状態 … 140g
  • アルコール燃料45ml込み … 183.7g
  • (外側を400FDに替えた場合 … 149.2g)

なぜ400NHを選んだのか(重さの比較)

候補のカップを並べて重さを比べているところ 本編の 2:41 から見る

候補は他にもありました。数字で比べています。

注目したのは400NHとGubiGubiがほぼ同じ重さだったことです。容量が大きいのに重さは変わらない。だから400NHにしました。ベルモントの280は意外と重く、52.7gあります。

400FDでも構いません。ハンドルが付くぶん48.5gになりますが、ここは好みで選んでいい部分です。

詰め方には順番があります

フォールダーカップにコーヒードリッパーを入れるところ。片側を浮かせるのがコツ 本編の 3:51 から見る

適当に入れると入りません。順番があります。

  • コーヒードリッパーをフォールダーカップの中へ(片側を浮かせるようにしないと入りません)
  • その隙間にドリクリップ(アルミケースごと)
  • 残った隙間にピンチリフターを斜めに
  • これを400NHの中へ
  • 空いた隙間にミニライターを縦に
  • コーヒーフィルターは折って側面へ
  • アルコールストーブ、燃料、風防、プレヒート皿(逆さま)を入れる
  • マルチディッシュで蓋をして完成

収納袋は、400NHを買ったときに付いてくる袋をそのまま使っています。

実際に淹れる

ドリッパーをセットして淹れているところ 本編の 6:47 から見る

豆は家で挽いて、アルミホイルに包んで持っていきます。淹れる前に少し炙ると香りが立ちます。

蓋のマルチディッシュは、かちっとはめなくても上に乗せるだけで湯は沸きます。

セット② 極限まで削る:85.9g

ギアだけで85.9g。ここまで削れます 本編の 7:18 から見る

ギアだけで85.9gです。あとはアルコール燃料と豆をどれだけ持つかだけになります。

  • エバニュー GubiGubi(本体)
  • トランギア バーナーベストリッドの蓋部分だけ
  • カーボンフェルトのアルコールストーブ
  • KALUGII チタン五徳
  • 自作のチタン風防
  • BIC ミニライター/EPIgas ピンチリフター
  • アルコール燃料 30ml(セリアの調味料ボトル)
  • お茶パック(ダイソー)

こちらでGubiGubiを選んだ理由も重さです。ただし比べたのは「蓋込み」の重さでした。

  • GubiGubi+蓋 … 40g
  • 250ノーハンドル+蓋(Boundless Voyage 600mlの蓋) … 42.1g
  • 400NH+マルチディッシュ … 46.9g

本体単体では250ノーハンドルがいちばん軽いのに、蓋まで含めるとGubiGubiが逆転します。カップだけを比べても意味がない、という例です。

軽量セットではドリップしません。お茶パックで浸します

用意するもの。コーヒー豆、ミル、お茶パック 本編の 9:15 から見る

ドリッパーを持たないぶん、淹れ方を変えます。ダイソーのお茶パック(ティーバッグ)に挽いた豆を入れて、浸すだけです。器具が減るので、そのぶん軽くなります。

豆は12〜14g(動画では12g)を粗挽きで用意します。細かい粉が残ったままお茶パックに入れると雑味が出るため、茶こしでふるって細かい粉を取り除いてからパックに詰め、アルミホイルに包んで持っていきます。お湯は200ml、抽出は3〜5分が目安です。

どちらを選ぶか

きちんと淹れたいなら①の133.3g。とにかく軽くしたいなら②の85.9gです。差は47.4gですが、その差でドリップという体験が付いてきます。

私は①をメインにしています。朝のコーヒーの時間を確保するために軽量化を始めたので、そこを削りすぎると本末転倒だからです。

この検証をしている理由

このサイトを書いているのは、僕(さかた)です。KALUGII/カルギイ でチタンギアを作りながら、スタッキングだけを専門に研究しています。ここで紹介したコーヒードリッパーとドリクリップは当ブランドの製品です。他社の道具も同じように測って、入らないものは「入らない」と書いています。この記事には、動画から切り出した検証の場面を6か所そのまま載せています。

検証してほしい道具があれば、公式LINEから教えてください。リクエストの多かったものから、僕が買って検証して記事にしています。(全部にはお応えできませんが、必ず目は通しています)

すき間外側の内径内側の外径外側の内径 − 内側の外径 = すき間○ 入るすき間 2mm以上△ ギリギリすき間 0〜2mm× 入らないすき間 マイナス※ 数字だけでは決まりません。取っ手やフチが当たることがあります
すき間の引き算と、入る・入らないの境目

この記事で検証した商品です。
この記事は、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが書いています。

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KALUGII

さかたKALUGII/カルギイ 代表・スタッキング研究者

キャンプ・登山ギアのスタッキング——カップやクッカーを1つずつ重ねて、すき間なくひとまとめに収める積み方——だけを専門に研究しています。 他社製品を233点集め、5,000パターン以上の組み合わせを 実際に手で重ねて確かめてきました。YouTubeチャンネル「スタッキング大学」では 検証動画を144本公開しています。

自身のブランドKALUGII(カルギイ)では、 軽量コンパクトなコーヒーギアを作っています。注ぎ口クリップの ドリクリップと、スタッキング U.L. コーヒードリッパー。 設計から製造の手配まで自分で行っています。

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