WORDS
このサイトで使っている言葉
スタッキングの話に出てくる言葉を、実際に測った例つきで説明します。
スタッキング
大きい鍋の中に小さいカップを入れ、その中にさらに小さいものを入れて、キャンプ道具をひとかたまりにして持ち運ぶこと。マトリョーシカと同じ考え方です。うまく組み合わせると荷物が小さくなるだけでなく、中で動かないので歩いても音が出ません。当サイトは、この積み方だけを専門に研究しています。
外径と内径
入るかどうかは「入れる側の外径」と「受ける側の内径」で決まります。メーカーのカタログは片方しか書いていないことが多く、それが「買ってみたら入らなかった」の原因になります。当サイトが両方を測っているのはこのためです。
ノーハンドル(NH)
ハンドルが付いていない型のこと。ハンドルは畳んでも厚みが残るので、外径が数mm太ります。実測した例では、エバニューのマグ300はハンドルを閉じた状態で外径が7.5cmから8.3cmになりました。この8mmの差で、入るはずの場所に入らなくなります。
土台
スタッキングの一番外側になるクッカーのこと。当サイトの言い方です。同じカップでも、土台が変わると入るか入らないかが変わります。だから記事では「何を土台にした話か」を必ず書いています。読み物313本のうち21本でこの言葉を使っています。
シンデレラフィット
別のメーカーの製品どうしが、狙ったわけでもないのに寸法がぴたりと合うこと。たとえばトランギア ケトル0.6Lの蓋が、スノーピーク チタンシングルマグ600に合います。偶然なのでカタログには載りません。実際に重ねてみないと見つからない種類の情報です。
テーパー
口に向かって少しずつ広がっている形のこと。テーパーがあると、同じ「内径」でも測る高さによって数mm変わります。カタログの数字と実物の感触が食い違う原因のひとつです。
個体差
同じ製品でも、1つずつ寸法がわずかに違うこと。当サイトでは、判定が微妙な組み合わせは同じ製品を2〜3個買って、すべてで入るかどうかを確かめています。1つで入っても、それは「その個体では入った」でしかないからです。
惜しい!
当サイトの言い方です。あと数mmで入るのに入らない組み合わせのこと。「惜しい!図鑑」にまとめています。買う前に知っておくと、無駄な出費が減ります。
UL(ウルトラライト)
ultralight の略。装備をできるだけ軽くする考え方。ただしスタッキングでは、軽さと収まりやすさは別ものです。実測では、より大きいTOAKS 750(81.6g)のほうが、小さいTITAN MANIA 650(86.9g)より軽いという例もありました。
よくある質問
同じ300mlのカップなら、どれでも同じ場所に入りますか?
いいえ。容量が同じでも外径が違います。エバニューのマグ300はハンドルの厚みで外径が8.3cmになるため、スノーピークの300が入る場所に入りません。
カタログの寸法を見れば、入るかどうか分かりますか?
分からないことが多いです。カタログは外径か内径のどちらかしか載せていないことが多く、測っている高さも製品によって違います。個体差もあります。当サイトが実際に手で重ねて確かめているのは、このためです。
軽いカップほどスタッキングに有利ですか?
そうとは限りません。重さと寸法は別ものです。実測では、より大きいTOAKS 750(81.6g)のほうが、TITAN MANIA 650(86.9g)より軽いという例がありました。
このサイトのデータはどうやって作っていますか?
他社製品を200個以上集めて、動画で5,000パターン以上を実際に手で重ねています。うち1,552通りは、このサイトに1件ずつ記録しています。写真もすべて自分で撮ったものです。
他社製品はすべて自費で買っているのですか?
多くは自費で購入しています。ごく一部に、ご提供いただいたものやPRとしてお受けしたものもあります。それでも書く内容は変わりません。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがないからです。
この数字は、どう測っているか
なぜ、自分で測り直すのか
メーカーによって、測っている場所が違うからです。
- 取っ手を含めて外径を書いているメーカー
- 取っ手を含めず、本体のフチからフチだけを書いているメーカー
- 内径を書いていないメーカー(縦×横の大きさだけ)
同じ「外径80mm」でも、指している場所が違えば比べられません。
だから当サイトでは、他社の製品も自分で買って、全部おなじルールで測り直しています。


