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エバニュー Ti 400FD/400NHの違いはハンドルの16gだけ。中身は共通、外径だけ7mm変わる

400FDと400NHは、中身も高さも同じです。違うのはハンドルだけ。実測するとハンドル部分だけで16gあり、外径は102mmから103〜104mmになります。つまり「中に入れるもの」は共通で、「外に入れるとき」だけ結果が変わります。

この記事で検証した商品です。(検証日: 2024年8月30日)

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目次(9項目)
  1. 最初に:2つの違いはハンドルだけです
  2. 中に入るもの(400FD・400NH共通)
  3. 外に入れるとき(ここで差が出ます)
  4. スノーピーク アルミパーソナルクッカーSにまとめて収納する
  5. 蓋として使えるもの
  6. 400FDと400NHを2段に重ねる
  7. おすすめのクッカーセット
  8. ① 400FD+400NH+マルチディッシュ(アルコールストーブ)
  9. ② 400FD単体のセット

まず動画で

最初に:2つの違いはハンドルだけです

エバニュー Ti 400FD Cup と 400NH。中の寸法は同じです 本編の 0:57 から見る
  • 外径 102mm(ハンドルを含めると103〜104mm)
  • 内径 95mm
  • 深さ 58mm
  • 重量 … 400FD 48.6g / 400NH 32.7g
  • 内側に250mlと150mlの目盛り

差は15.9g。ハンドルの部分だけで約16gあることになります。

実測。400NHが32.7g、400FDが48.6g 本編の 1:13 から見る

中の寸法も高さも同じなので、この記事の「中に入るもの」は400FDと400NHで共通です。違いが出るのは、これを他のクッカーの中に入れるときだけです。

紛らわしい点を先に書いておきます。当ブランドKALUGIIにも「チタンカップ400NH」があります。この記事の400NHは、エバニューのノンハンドル版のことです。

中に入るもの(400FD・400NH共通)

エバニュー 250NH。最初からこれに合うよう作られています 本編の 2:12 から見る

同じエバニュー同士は、当然ながらよく収まります。

  • エバニュー 250NH … ぴったり。最初からこれに合うよう作られています
  • エバニュー デミタスカップ220 … 入りますが隙間が残る。250NHと組み合わせると埋まります
  • エバニュー グビグビ220NH … 隙間が大きい。ベルモント チタントレールカップ280が間に入って埋まります

隙間を埋めてくれるものを探して、いくつか見つかりました。

  • TMR industries L.T.Cooker の真ん中サイズ … 薄いのでぴったり収まります
  • TOAKS 375 … 高さは合いませんが中には入ります
  • スノーピーク 雪峰M300 … 間に入ります。ぴったりです
  • シートゥーサミット Xカップ(250ml) … 底にぴったり。揺らしても動きません
  • LIXADA コーヒーポット(注ぎ口が取り外せるタイプ) … 突起があるので難しいと思っていたのですが、突起込みでぴったり入りました。外した蓋を無くさないよう注意です
  • ウィルドゥ フォールダーカップ(小) … 横幅がぴったり。残る隙間にライターなどが入ります
  • ダイソー スクリュータイプの保存容器 … 中にぴったり。250NHを下に敷くとさらに良いです
  • OD缶110(105も同サイズ) … 入ることは入りますが、蓋が閉まりません

水蒸気炊飯をする人が多い組み合わせでもあります。400FDに水を入れ、その上に何かを渡して250NHを浮かせる方法です。当ブランドのコーヒードリッパーを底上げに使うと、少し斜めになりますが蓋を強く閉めれば炊けます。

外に入れるとき(ここで差が出ます)

スノーピーク チタンシングルマグ600と。ハンドルが当たります 本編の 4:52 から見る

ハンドルがある400FDは、あと数mmで入らない場面が出てきます。

  • スノーピーク チタンシングルマグ450 … 中に300も入りますが、隙間が残ります
  • スノーピーク チタンシングルマグ600 … ハンドルが当たります。押し込めば入りますが少し変形します。ノンハンドルなら問題ありません
  • エバニュー 500ポット … ハンドルが邪魔で浮きます。蓋はグラつきますが使えなくはありません
  • TOAKS 550 … ハンドルの部分が引っかかります。蓋のサイズはぴったりなので、ノンハンドルのTOAKS 550となら良い組み合わせになります
  • エバニュー 570FD … ハンドルありだとぴったり。ノンハンドルだと逆にスカスカになります

ハンドルが無いほうが有利に見えますが、そうとも限りません。570FDのように「ハンドルの厚みがあるからちょうど止まる」場面もあります。ノンハンドルにすると、今度は隙間を埋めるものが必要になります。

400NHだけの発見もあります。トランギアのケトル1.4Lと0.9Lは蓋の形状が同じで、400NHならすっぽり入り、中にはまだ余裕があります。

スノーピーク アルミパーソナルクッカーSにまとめて収納する

スノーピークのアルミパーソナルクッカーS(アルミ製の大きめの鍋)に、エバニュー570FDを重ねるとふちにぴったり合います。その中に250FD、ベルモント チタントレールカップ280、グビグビ、トランギアのアルコールストーブ、KALUGIIのチタン五徳を順に入れ、上からシートゥーサミットのXカップを被せると、カップ類だけで6個収まる大人数向けのセットになります。

蓋として使えるもの

トランギア ケトル0.6Lの蓋。取れないくらいはまります 本編の 9:30 から見る

エバニューのマルチディッシュが定番です。皿としても使えて、ひっくり返せば400FDの蓋になります。外れないくらいぴったりで、外すのに両手が要るほどでした。お湯を足すときは軽く乗せる程度で十分だと思います。

意外だったのがトランギアのケトル0.6の蓋です。はまらないと思っていたのですが、少し力を入れるとすっぽり入りました。取れないくらいのジャストフィットです。

逆に、ケトル0.6の中に400FDを入れることもできます。ハンドルの部分がぎりぎりですが入ります。ただし取り出すのが大変です。

400FDと400NHを2段に重ねる

先に蓋をはめてから入れるのがコツです 本編の 12:43 から見る

これが今回いちばん良かった組み合わせでした。400FDの中に400NHが入ります。押し込む形になりますが、途中で止まってくれます。

コツがあります。先に400NHの蓋をはめてから入れることです。そのまま持ち上げて入れると、ぴったり収まります。取り出すときも蓋を持って引っ張り上げられるので、きついことがむしろ利点になります。

高さもぴったりで、上にマルチディッシュを乗せれば蓋になります。

おすすめのクッカーセット

検証したうえで、実際に持っていきたいと思った構成です。

①400FD+400NH+マルチディッシュ(アルコールストーブ)

  • アルミ缶で作った風防
  • カーボンフェルトのアルコールストーブ(薄いタイプ)
  • セリアの調味料ボトルに入れたアルコール燃料
  • KALUGII コーヒードリッパー/チタン五徳/ドリクリップ
  • BICジャパンのミニライター
  • EPIgas ピンチリフター

400NHを蓋のように重ねて、そこに炊飯用の食材やコーヒー豆を入れて持っていけます。最後にマルチディッシュで蓋をして完成です。

燃料を気にせずOD缶で行きたい人は、OD缶を上に置き、下にストーブやカップを入れる形になります。少し浮くので、Xカップを逆さまに乗せて袋に入れると収まります。

②400FD単体のセット

エバニューのアルコールストーブが底面ぴったり。真ん中に調味料ボトル、ミニライター、KALUGIIのチタン五徳とコーヒードリッパー、EPIgasのピンチリフター。ドリクリップは内側のドリッパーに付けたまま入れられます(きついので、押しながら回すと閉まります)。

下に風防を入れて、上にシートゥーサミットのXカップ、最後にマルチディッシュを被せて袋へ。これで湯を沸かしてコーヒーを淹れるところまで完結します。

ドリクリップを付けたままマルチディッシュで蓋をすると、少し浮くぶん蓋が外しやすくなります。燃焼効率は少し落ちるので、好みで使い分けてください。

この検証をしている理由

このサイトを書いているのは、僕(さかた)です。KALUGII/カルギイ でチタンギアを作りながら、スタッキングだけを専門に研究しています。他社の道具も全部、自分のお金で買っています。だから入らないものは「入らない」と書けます。この記事の記録16件には、条件つきで入る5件も含めて載せています。

検証してほしい道具があれば、公式LINEから教えてください。リクエストの多かったものから、僕が買って検証して記事にしています。(全部にはお応えできませんが、必ず目は通しています)

① 高さが足りない浮く蓋が閉まらない② 取っ手が当たる縁に引っかかる③ フチの形が合わない乗る縁の返しに乗る※ 直径が足りていても、この3つで入らないことがあります
直径は足りているのに入らない、3つの理由

この記事に出てくる道具 8点

写真はメーカー・販売ページのものです。押すと実測値のページへ行けます。

この記事で検証した商品です。
この記事は、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが書いています。

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この記事のおすすめセット(一覧で見る)

切り抜き動画と中身のリストで、ほかのセットと見比べられます。

この中に、お持ちのものはありますか

同じ商品を2人が測ると、その数字は確定値になります。私の実測が1件目なので、あなたが2件目です。定規でも構いませんし、測れた項目だけで大丈夫です。

この記事に出てくるギアのうち、16点が実測を待っています。全部を見る

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この記事に出てくる組み合わせの、完全版

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この記事に無い組み合わせで「これ入りますか?」があれば、LINEで教えてください。 すべてにお応えすることはできませんが、いただいた中から順に重ねて確かめ、記事にしています。 同じことを知りたい人に、まとめて届くようにするためです。

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このサイトを作っている人

KALUGII

さかたKALUGII/カルギイ 代表・スタッキング研究者

キャンプ・登山ギアのスタッキング——カップやクッカーを1つずつ重ねて、すき間なくひとまとめに収める積み方——だけを専門に研究しています。 他社製品を233点集め、5,000パターン以上の組み合わせを 実際に手で重ねて確かめてきました。YouTubeチャンネル「スタッキング大学」では 検証動画を144本公開しています。

自身のブランドKALUGII(カルギイ)では、 軽量コンパクトなコーヒーギアを作っています。注ぎ口クリップの ドリクリップと、スタッキング U.L. コーヒードリッパー。 設計から製造の手配まで自分で行っています。

スタッキング研究の結論として作ったのが、チタンカップ400NHと300NHです。 Amazonのリンクはこちら。

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