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KALUGII チタンカップ400NH/400FH、エバニュー400FDと250NHの隙間に合わせて設計

KALUGIIのチタンカップ400NH(ノンハンドル)と400FH(ハンドル付き)は、内径と高さが同じで、違うのはハンドルの有無だけです。動画では「取っ手の重さは約8g」と説明します。手持ち150点以上のギアの中から相性の良い組み合わせを検証したところ、一番のポイントはエバニューのチタンカップ400FDと250NHの間にできる隙間に、ちょうど収まるサイズへ設計されていることでした。

この記事で検証した商品です。(検証日: 2025年12月12日)

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目次(12項目)
  1. 400NHと400FHの実測サイズ
  2. 先に結論:相性が良かった順番
  3. 第10位 ウィルドゥ フォールダーカップ
  4. 第9位 SOTO チタンポット750
  5. 第8位 エバニュー ソロポット
  6. 第7位 Jindaiji Mountain Works ヒルビリーポット550/岩崎工業 スクリュートップキーパー 500浅型
  7. 第6位 TOAKS 550
  8. 第5位 TMR industries L.T.Cooker
  9. 第4位 エバニュー 250(ノンハンドル)
  10. 第3位 パーゴワークス トレイルポットS900/トレイルカップ300
  11. 第2位 ジップロック スクリューロック473
  12. 第1位 エバニュー 400FD/400NH

まず動画で

400NHと400FHの実測サイズ

  • 400NH(ノンハンドル) … 外径97〜98mm/内径94〜95mm/高さ57mm/31.8〜32.9g(サンプル3個の実測)
  • 400FH(ハンドル付き) … 内径・高さは400NHと共通。40〜40.3g
  • ※この寸法・重量は製品紹介回の動画で実際に測った値です。公式ストアの表示(2026-08-10時点)は400NHが外径97mm・内径94mm・高さ58mm・36g、400FHが外径99mm・内径94mm・高さ58mm・44gで、少し違います

内径と高さは共通で、違うのはハンドルの有無だけです。この回の動画では「取っ手ありの場合は取っ手の重さ約8gなのでプラス8gと考えてもらえばOK」と説明します。

エバニュー400FDと250NHの隙間に合わせて設計したカップです。

チタンカップ400NH を Amazonで見る実測データを見る

先に結論:相性が良かった順番

第10位ウィルドゥ フォールダーカップ

ウィルドゥ フォールダーカップにKALUGIIのコーヒードリッパーを重ねていく場面 本編の 2:00 から見る

定番中の定番で意外性は薄いものの、実際に使える形の湯沸かし・コーヒーセットとして組み立てて紹介します。

  • KALUGII 400NH(またはハンドル付きでも可)
  • KALUGIIのコーヒードリッパー・ドリクリップ
  • KALUGIIのチタン五徳ミニ
  • カーボンフェルトのアルコールストーブ
  • チタン風防
  • セリアの調味料ボトルに入れたアルコール燃料30ml
  • BICジャパンのミニライター
  • EPIgasのピンチリフター
  • コーヒーフィルター
  • 蓋はTOAKSの95mm蓋

このセットの重量は、アルコール燃料30ml込みで167.8g、ギアだけなら約137g。ハンドル付きのカップにする場合はここにプラス8gが目安になります。

エバニューのアルコールストーブとチタン五徳を使う組み合わせも紹介します。その場合、チタン風防はアルミ缶などで自作したものを高さに合わせて周りに巻き付ける必要があり、蓋は完全には閉まりません。

第9位SOTO チタンポット750

400NHのほうが相性が良く、ぴったりはまります。蓋も兼用できて、抜けもよく取り出しやすいです。KALUGIIの蓋を使えばTOAKSの蓋を買わずに済み、そのぶん軽くなります。ハンドル付きの400FHは途中で止まってしまうため、ここはノンハンドルの400NHでのランクインです。

第8位エバニュー ソロポット

エバニュー ソロポットのシリコンバンドを下げてガタつきを消す場面 本編の 7:12 から見る

KALUGIIの400NHはハンドルあり・なしのどちらを入れても大きな問題はありませんが、わずかに隙間が残ります。

ソロポットに付いているシリコンバンドを、本体の330mlの目盛りあたりまで下げると、その隙間にちょうど収まってガタつく音がゼロになります。使うときはバンドを上に戻せば元通りです。ソロポットの蓋はKALUGIIのカップの蓋としても兼用でき、多少ずれるものの問題なく使えます。

OD缶と組み合わせる場合は、KALUGIIのコーヒードリッパーとドリクリップ、ダイソーの折りたたみスプーン、EPIgasのピンチリフター、コーヒーフィルターなどが収まります。アルコールストーブの場合は、KALUGIIのチタン五徳とエバニューのアルコールストーブを一緒に収める形が紹介します。

第7位Jindaiji Mountain Works ヒルビリーポット550/岩崎工業 スクリュートップキーパー 500浅型

どちらでも収まりますが、より相性が良いのはハンドル付きの400FHです。ハンドルがあると隙間が埋まって音がほとんど出ません。ノンハンドルの400NHだと少し音が気になるので、布か風防をはさむとよさそうだと思っています。高さもぴったりでした。

第6位TOAKS 550

TOAKS 550の純正蓋95mmがKALUGIIのカップにフィットする場面 本編の 12:21 から見る

何よりTOAKSの純正蓋(95mm)がKALUGIIの400NH/400FHにめちゃくちゃフィットし、蓋として兼用できるのが良いところです。この蓋は単体でも販売されており、TOAKS 550・650・750で共通のサイズです。

KALUGIIのカップ本体はTOAKS 550の中に完全には収まりませんが、ハンドルの有無に関わらず途中(ロゴが隠れるかどうかのあたり)まではまってくれます。

OD缶と組み合わせる場合、TOAKS 550では高さがオーバーしてしまうため、OD缶を使うならTOAKS 650か750の方が向いている。550のままOD缶を使う場合は上に少しはみ出る前提で、収納ケースなどで対応する形になります。

第5位TMR industries L.T.Cooker

L.T.Cookerはハンドルあり・なしのどちらでもKALUGIIとの相性が良い。隙間はL.T.Cookerの角の部分にちょうどはまり、動きがほとんど出ません。この隙間にチタン風防を収めることもできます。

L.T.Cooker専用に作られた蓋があり、これとの相性も良好です。OD缶もジャストサイズで収まる設計になっています。アルコールストーブを使う場合は、第8位のソロポットと同じように縦に詰めていく構成が使えます。

第4位エバニュー 250(ノンハンドル)

KALUGIIの新しいカップは、エバニューの250(ノンハンドル)がその中にぴったり収まるように作られています。

逆に、エバニューの400FD(ノンハンドル)は、KALUGIIのカップとの間にできる隙間にちょうどはまるよう設計されています。この関係は第1位でくわしく紹介しています。中身の組み合わせは第10位(ウィルドゥ フォールダーカップ)と同様のものが使えます。

注意点として、蓋にTOAKSの純正蓋を使う場合は乗せるだけで密閉性が今ひとつのため、この組み合わせは湯沸かし用の蓋としては推奨されていません。それでも汎用性の高さで4位にランクインしています。

第3位パーゴワークス トレイルポットS900/トレイルカップ300

パーゴワークス トレイルポットS900にKALUGII 400NHがぴったり収まる場面 本編の 16:00 から見る

特に相性が良かったのがKALUGII 400NHで、トレイルポットS900にぴったり収まります。400FH(ハンドル付き)もコントロールしながらであれば問題なく入ります。

その上にパーゴワークスのトレイルカップ300を重ねるとこちらもぴったりで、豆カップまで押し込めば完璧にはまります。ソロだとカップが多すぎるため、2人用のセットとしての想定です。ただしKALUGII 400FHは豆カップのハンドル部分が横に干渉するため、この組み合わせには使えません。

できた隙間にはOD缶110がぴったり収まります。蓋はTOAKSの95mm蓋を逆さまにすると溝にはまります。ノンハンドル同士の組み合わせでは、真ん中のチタンカップだけでも音が出ないほどぴったりだった。

第2位ジップロック スクリューロック473

ハンドル付きのチタンカップとして最大の容量が入ったことが2位の理由です。ハンドル付きの400FDはエバニューによって入りませんが、代わりにベルモントのチタンシェラカップ350か、ベルモントのチタントレールカップなら入ります。

底面には多少の隙間が残り、KALUGIIのチタン五徳や風防、スプーンなどが収まります。ただしアルコールボトルを立てて入れると高さがオーバーするため、その場合はボトルなしの構成にします。KALUGII 400NHであれば2個収めることも可能です(少し押し込む必要があります)。KALUGIIのコーヒードリッパーとドリクリップも一緒に収納できます。蓋はTOAKSの95mm蓋です。

行き(未調理の食材を入れる)と帰り(食べたあとの器として使う)の両方の使い道を想定したセットとして紹介します。

第1位エバニュー 400FD/400NH

エバニュー400FDと250NHの間にKALUGIIの新カップが収まるよう設計したと説明する場面 本編の 22:37 から見る

KALUGIIの400NH(ハンドルあり・なしどちらでも)は、エバニューの400FD/400NHの中にぴったり収まります。ハンドル付きを使う場合は上に浮いた状態になり、その分中にもう少し物を入れられるぶん容量が増えます。蓋はTOAKSの95mm蓋を共用できます。

この動画で一番伝えたいポイントとして、KALUGIIの新しいカップは、エバニューの400FDとエバニューの250NHの間にできる隙間に、ちょうど収まるサイズとして設計されています。つまり外側からエバニュー400FD、その中にKALUGII 400NH/400FH、さらにその中にエバニュー250NHという3段の重ねがぴったりはまる関係です。

できた隙間には、ウィルドゥ フォールダーカップかシートゥーサミットのXカップが収まります。ホールダーカップの方が高さがあり、Xカップの場合は隙間にアルコール燃料も追加できる余地があります。エバニューのチタン五徳はシートゥーサミットのXカップにぴったりはまります。

アルコールストーブは、エバニューのアルストのほか、LIXADAのアルストの方が収納効率が良い。アルコールボトルを縦に入れると2本、横も含めると4本入ります。あるいはセリアの調味料ボトル(16ml用)を使うと、同じ向きでさらに複数本入れられます。

この検証をしている理由

このサイトを書いているのは、僕(さかた)です。KALUGII/カルギイ でチタンギアを作りながら、スタッキングだけを専門に研究しています。他社の道具も全部、自分のお金で買っています。だから入らないものは「入らない」と書けます。この記事の記録15件には、条件つきで入る2件も含めて載せています。

検証してほしい道具があれば、公式LINEから教えてください。リクエストの多かったものから、僕が買って検証して記事にしています。(全部にはお応えできませんが、必ず目は通しています)

まっすぐな形○ 下まで入る壁がまっすぐなカップすぼまった形× 途中で止まる底に向かって細いカップ※ 口の直径が足りていても、底に向かって細いと途中で止まります
テーパー(すぼまり)で途中で止まる

この記事で検証した商品です。
この記事は、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが書いています。

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この中に、お持ちのものはありますか

同じ商品を2人が測ると、その数字は確定値になります。私の実測が1件目なので、あなたが2件目です。定規でも構いませんし、測れた項目だけで大丈夫です。

この記事に出てくるギアのうち、14点が実測を待っています。全部を見る

実測値を送る 測り方を見る

この記事に出てくる組み合わせの、完全版

KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。

この記事に無い組み合わせで「これ入りますか?」があれば、LINEで教えてください。 すべてにお応えすることはできませんが、いただいた中から順に重ねて確かめ、記事にしています。 同じことを知りたい人に、まとめて届くようにするためです。

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KALUGII

さかたKALUGII/カルギイ 代表・スタッキング研究者

キャンプ・登山ギアのスタッキング——カップやクッカーを1つずつ重ねて、すき間なくひとまとめに収める積み方——だけを専門に研究しています。 他社製品を233点集め、5,000パターン以上の組み合わせを 実際に手で重ねて確かめてきました。YouTubeチャンネル「スタッキング大学」では 検証動画を144本公開しています。

自身のブランドKALUGII(カルギイ)では、 軽量コンパクトなコーヒーギアを作っています。注ぎ口クリップの ドリクリップと、スタッキング U.L. コーヒードリッパー。 設計から製造の手配まで自分で行っています。

スタッキング研究の結論として作ったのが、チタンカップ400NHと300NHです。 Amazonのリンクはこちら。

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