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ゼインアーツ ワイドマグ450はフォックステイル450より10g軽く、外径はほぼ同じ

ゼインアーツ(ZANE ARTS)のワイドマグ450は、外径112mm・内径103〜104mm・高さ61mm・重さ58.2g(収納袋込みで71.6g)です。これまで検証してきたフォックステイル450(68.9g)より10g軽く、外径もほぼ同じで値段も近いので、フォックステイル450の代わりになります。今回はこのワイドマグ450とスタッキング相性が良かったギアをベスト10で紹介します。

文中の価格は2026年8月時点のものです。いまの価格は、それぞれのリンク先でお確かめください。

この記事で検証した商品です。(検証日: 2026年5月15日)

目次(13項目)
  1. ゼインアーツもKALUGIIも松本市のブランド
  2. 先に結論:ベスト10
  3. まずはスペックから
  4. 第10位 エバニュー MP500フラット
  5. 第9位 TOAKS チタンポット750
  6. 第8位 パーゴワークス トレイルカップ500
  7. 第7位 GARUD kanamari400
  8. 第6位 ベルモント チタンシェラカップ深型350/250
  9. 第5位 エバニュー マルチディッシュ
  10. 第4位 ヒルビリーポット550
  11. 第3位 ジップロック スクリューロック473
  12. 第2位 エバニュー 570FD
  13. 第1位 エバニュー 400FD

まず動画で

ゼインアーツもKALUGIIも松本市のブランド

ゼインアーツ(ZANE ARTS)は長野県松本市のブランドです。僕がやっているKALUGIIも同じ松本市を拠点にしています。ゼインアーツのポップアップストアで見つけて購入したところ、KALUGIIが自社で「第3弾」として開発しようとしていたサイズとほぼ同じでした(第1弾はチタンマグ300NH、第2弾はチタンカップ400NH)。価格は2000円台後半でした。

先に結論:ベスト10

まずはスペックから

ワイドマグ450とエバニュー520カップNHのサイズ比較 本編の 2:20 から見る
  • 外径 112mm(取っ手を含む)
  • 内径 103〜104mm
  • 高さ 61mm
  • 重さ 58.2g(収納袋込みで71.6g)

同じくらいのサイズのエバニュー520カップNHと比べると、外径はほぼ同じで520のほうがやや大きく、重さは36.9g。ハンドルの有無と厚みの差が重量差になっています。

これまでこれまで検証してきたフォックステイル450(Amazonで販売、68.9g)と比べると10g軽く、外径もほぼ同じで値段も近いため、フォックステイルを買う理由がなくなりました。

付属の収納袋には少し余裕があり、ほかの道具も一緒に入れられそうです。生地の質感も良い。

第10位エバニュー MP500フラット

エバニューのマグポット500ではなく、内側にチューブが無いMP500フラットのほうです。チューブ付きのマグポット500はスカスカで隙間が大きいため、動画ではおすすめしていません。MP500フラットの中にワイドマグ450を入れると多少動きはありますが、サイズ感は良好です。プラスアルファでもう一品欲しい人向けのサイズです。

ランキング外ですが、エバニュー マグポット900との相性も良く、取っ手を含めてほぼぴったりだった。アルコールストーブのスタンド用の溝にはまり込みそうですが、確認はできていません。中身の組み合わせは別の記事で解説しています。

第9位TOAKS チタンポット750

TOAKS 750とTOAKS 550の2段スタッキング。550側にワイドマグ450がジャストサイズ 本編の 5:19 から見る

TOAKS 750はTOAKS 550と横幅が同じで、取っ手の太さだけが違います。750にワイドマグ450を入れると高さも良い感じですが、少し隙間が残ります。ぴったりはまるのは550のほうで、抜けないくらいのジャストサイズになります。750と550を2段に重ねたセットに、ワイドマグ450を550側に収める組み合わせがおすすめです。

第8位パーゴワークス トレイルカップ500

内側のプラカップ(豆カップ)を外すと、ワイドマグ450は少し変形しながらも収まります。もともと、この大きなトレイルカップ500を素手で持つのが大変で、取っ手付きのサイズを自分で作ろうと考えていました。ワイドマグ450が出たので、その必要がなくなりました。豆カップを戻すとフィット感が良く、音が鳴らないのも利点です。

外側にさらに大きいクッカーを合わせる場合は、エバニュー マグポット900やパーゴワークス トレイルポッドS1200との相性が良いそうです。

第7位GARUD kanamari400

蓋をつけたまま入れると取れなくなる恐れがあって危険なので、蓋なしのバージョンに向きを合わせて入れるのがおすすめです。この向きだとサイズ感がぴったりで動きはゼロですが、上にわずかな隙間が残るので音が鳴ることがあります。バンドで固定すれば音は消える。蓋を一緒に持っていく場合は逆向きにして、バンドで留めます。

ワイドマグ450+カナマリ400の中には、KALUGIIのチタンカップ300NHやエバニューのエーペックスカップも相性が良く、3点セットにできます。外側にもう一段持っていきたい場合は、エバニュー250ノンハンドルが、少し隙間はできるものの安定して収まります。

第6位ベルモント チタンシェラカップ深型350/250

深型350にワイドマグ450がジャストで入り、250も一緒にジャストで収まります。蓋をさらに重ねても高さに問題ありません。スタッキングの効率だけならハンドルなしのほうが有利ですが、ハンドル付きが欲しい人にはこの組み合わせがおすすめ。

第5位エバニュー マルチディッシュ

エバニュー マルチディッシュ。少しずらすと蒸気が抜けて沸騰の目安が分かる 本編の 9:05 から見る

多少ずれますが、絶対に落ちないというフィット感です。少しずらすと蒸気が抜けるので、沸騰したタイミングが分かりやすいのも利点です。ぴったりはめ込むタイプだと沸騰に気づかず吹きこぼれることがありますが、これなら確認できて安心です。

第7位のGARUD kanamari400の蓋にも同じサイズがぴったりで、両方の蓋として使い回せます。

第4位ヒルビリーポット550

抜き差しのときに空気の抵抗を感じるくらい、ワイドマグ450がしっかり収まります。ヒルビリポットの蓋がワイドマグ450の蓋としても兼用でき、ぴったりではありませんが落ちる心配はありません。検証ではこのブランドを「Jindaiji Mountain Works」と紹介していました。

KALUGIIのチタンカップ400FH(ハンドル付き)と合わせると、グイッと入ってジャストフィット。音もほとんどしません。ヒルビリポットの蓋も、向きを変えれば兼用できます。

第3位ジップロック スクリューロック473

ジップロックのスクリューロック473mlに、ワイドマグ450はめちゃくちゃフィットして落ちません。同じくらいフィットするエバニュー520カップは逆に浮いて抜けやすく、取っ手があって重さをまとめられるワイドマグ450のほうが相性が良い。

第7位のGARUD kanamari400も、もともとジップロックとの相性が良いため同じように収まります。マルチディッシュを持っていくときの収納にも使えそうです。ジャストフィットではありませんが、十分良いサイズ感です。

第2位エバニュー 570FD

エバニュー570FDカップにワイドマグ450がジャストフィット。隙間もほぼ無し 本編の 12:08 から見る

エバニュー570FDカップの中に、エバニューのアルコールストーブとウィルドゥ フォールダーカップを合わせるのが定番の組み合わせです。五徳は今回、KALUGIIのチタン五徳ではなくエバニューの五徳のほうが干渉せず収まりました。

KALUGII コーヒードリッパーとドリクリップを入れたアルミケース、セリアの調味料ボトルに詰めたアルコール燃料が2本、BICジャパンのミニライター、EPIgas ピンチリフター、箸まで一通り入ります。最後にマルチディッシュを蓋のように乗せてバンドで固定すれば完成です。

ワイドマグ450を単体で使うときも、このセットの組み合わせが使えそうです。同じワイドマグ450をもう一つ重ねる場合は、ギリギリで少し微妙。

第1位エバニュー 400FD

エバニュー400FDにワイドマグ450が入る。落ちてこないほどの入り具合 本編の 13:49 から見る

エバニュー400FDにワイドマグ450を入れると、落ちてこないくらいしっかり収まります。第2位のエバニュー570FDにも入るサイズで、まさにこのサイズを作りたいと思っていました。取っ手ありでもジャストフィットです。

KALUGIIのチタンカップ400NHは、もとからこのワイドマグ450の中に入るように設計しました。こちらもぴったり収まります。組み合わせはどちらか好みで選べます。

この検証をしている理由

このサイトを書いているのは、僕(さかた)です。KALUGII/カルギイ でチタンギアを作りながら、スタッキングだけを専門に研究しています。他社の道具も全部、自分のお金で買っています。だから入らないものは「入らない」と書けます。この記事の記録5件には、条件つきで入る2件も含めて載せています。

検証してほしい道具があれば、公式LINEから教えてください。リクエストの多かったものから、僕が買って検証して記事にしています。(全部にはお応えできませんが、必ず目は通しています)

まっすぐな形○ 下まで入る壁がまっすぐなカップすぼまった形× 途中で止まる底に向かって細いカップ※ 口の直径が足りていても、底に向かって細いと途中で止まります
テーパー(すぼまり)で途中で止まる

この記事で検証した商品です。
この記事は、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが書いています。

この中に、お持ちのものはありますか

同じ商品を2人が測ると、その数字は確定値になります。私の実測が1件目なので、あなたが2件目です。定規でも構いませんし、測れた項目だけで大丈夫です。

この記事に出てくるギアのうち、17点が実測を待っています。全部を見る

実測値を送る 測り方を見る

この記事に出てくる組み合わせの、完全版

KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。

この記事に無い組み合わせで「これ入りますか?」があれば、LINEで教えてください。 すべてにお応えすることはできませんが、いただいた中から順に重ねて確かめ、記事にしています。 同じことを知りたい人に、まとめて届くようにするためです。

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このサイトを作っている人

KALUGII

さかたKALUGII/カルギイ 代表・スタッキング研究者

キャンプ・登山ギアのスタッキング——カップやクッカーを1つずつ重ねて、すき間なくひとまとめに収める積み方——だけを専門に研究しています。 他社製品を233点集め、5,000パターン以上の組み合わせを 実際に手で重ねて確かめてきました。YouTubeチャンネル「スタッキング大学」では 検証動画を144本公開しています。

自身のブランドKALUGII(カルギイ)では、 軽量コンパクトなコーヒーギアを作っています。注ぎ口クリップの ドリクリップと、スタッキング U.L. コーヒードリッパー。 設計から製造の手配まで自分で行っています。

スタッキング研究の結論として作ったのが、チタンカップ400NHと300NHです。 Amazonのリンクはこちら。

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