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2025年上半期のULギア10選、1位はセリアの蓋付きボール

1位は100円ショップの蓋付きボールです。エバニューの570FDカップにジャストフィットして、水が漏れません。つまりチタンカップをそのままタッパーにできます。保存容器を別に持たなくてよくなる、という発見でした。

文中の価格は2026年8月時点のものです。いまの価格は、それぞれのリンク先でお確かめください。

この記事で検証した商品です。(検証日: 2025年6月20日)

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目次(12項目)
  1. まず動画で(39分)
  2. 先に結論:10点
  3. 1位 セリア 蓋付きボール 深型12cm
  4. 2位 エバニュー Apex cup
  5. 3位 エバニュー U.L. Alu.Pot 700
  6. 4位 パール金属 アルミ製氷カップ 2個組
  7. 5位 noicoyamaico Futaplate
  8. 6位 ダイソー クッカークリップ(自作ミニリフター)
  9. 7位 EPIgas アルミ6点食器セット
  10. 8位 モンベル タタミパッド ミニ
  11. 9位 ユニフレーム 山フライパン12cm
  12. 10位 Shamlina チタン蓋 140mm

まず動画で(39分)

各順位にある「本編の◯:◯◯から見る」を押すと、その場面から再生されます。

先に結論:10点

上位に100円ショップの製品と自作品が入っています。値段ではなく「どこに収まるか」で選んだ結果です。

1位セリア 蓋付きボール 深型12cm

第1位 セリアの蓋付きボール深型12cm。右はジップロック スクリューロック473ml 本編の 35:10 から見る

この蓋が万能でした。エバニューの570FDカップにジャストフィットで、水が漏れません。つまりチタンカップをタッパーにできます。

いつもジップロックのスクリューロックのような保存容器を別に持っていく人は、そのぶんの荷物が減ります。兼用できるからです。ただし570FDカップが歪んでいないことが前提です。

この蓋は他にも使えます。TMR industriesのW.R.Cooker 660、L.T.Cooker 660、スノーピークのトレック900。どれも水漏れなしを確認しました。トレック900は本体との相性は今ひとつですが、蓋としては使えます。

面白いのは、エバニューのストレージポット560とこのセリアの蓋が、おそらく同じメーカーの製造だと思われることです。サイズも触った感じも同じで、生産国の表記も一致していました。

この組み合わせと特に相性が良かったのが、トランギア ミニセットとエバニュー U.L. Alu.Pot 700です。ミニセットは、セリアの容器の底面とミニセットの底面がちょうどジャストフィットする形で重なり、高さを無駄なく使えます(五徳は別に持つ必要があります)。

2位エバニュー Apex cup

第2位 エバニュー Apex cup。OD缶にぴったりはまります 本編の 29:47 から見る

世界初の0.2mm厚のチタンで作られたカップです。重さ25gで最軽量クラス。OD缶にぴったりはまります。

いちばん感動した組み合わせは、パーゴワークスのトレイルカップ300の中にApex cupを入れる形です。押し込むと収まり、そこにKALUGIIのチタンカップ300も入り、豆カップまで中に納まります。

Apex cupの中には、スノーピークの雪峰Hシリーズ(450・300・200)が全部入ります。少し高さは出ますが、これは効きます。

エバニューのアルコールストーブ+スタンドのセットにも、Apex cupがぴったり収まりました。底面までしっかり届きます。KALUGIIのチタンカップを追加で入れる余裕もあります。

3位エバニュー U.L. Alu.Pot 700

第3位 エバニュー U.L. Alu.Pot 700。テフロン加工されています 本編の 26:33 から見る

内側がテフロン加工なので、焼く・煮るの両方に対応できます。

4位パール金属 アルミ製氷カップ 2個組

第4位 パール金属 アルミ製氷カップ2個組 本編の 22:23 から見る

視聴者の方から教えてもらった製品です。2個組で832円という安さでした。アウトドア用品ではありませんが、この価格でこの使い勝手なら十分です。

以前から使っていたエバニュー250ノンハンドル+ベルモント チタントレールカップ280+エバニュー グビグビの組み合わせに、このパール金属アルミ製氷カップを足すと、隙間を埋める選択肢がさらに広がりました。エバニュー250ノンハンドル、Apex cup、開発中のKALUGIIチタンカップ300NHのいずれにもぴったり収まります。

5位noicoyamaico Futaplate

第5位 noicoyamaicoの蓋プレート。TMRのL.T.Cookerと 本編の 17:12 から見る

蓋としても皿としても使えるプレートです。当サイトの他の記事にも何度も登場します。段差があるおかげで、いろいろなクッカーにきれいに乗ります。

重さはコルクの持ち手込みで18.2g、アルミの持ち手込みで22.4g。似た構造のエバニュー マルチディッシュ(14.1g)より重いものの、使い勝手と汎用性の高さでは上回るという評価でした。蓋がなかったスノーピーク チタンシングルマグ600・ユニフレーム650にも代用の蓋として使えます(多少ずれます)。エバニューのApex cupの中では、開発中のKALUGIIチタンカップ300NHを蓋として使うこともでき、多少動きますが役割は問題なく果たせます。

6位ダイソー クッカークリップ(自作ミニリフター)

第6位 ダイソーのクッカークリップを切って作るミニリフター 本編の 11:03 から見る

買ったものではなく、作ったものです。ダイソーのクッカークリップに工具2つを足した計300円で、市販のポットリフターに近いものになります。31.3gが16.8gになりました(横幅は約27mm)。加工した直後の回では17.1g・横幅28mmと測っていたので、削り具合で少し前後します。

作り方は専用の記事にまとめています。切る位置は「穴3つのうち2つ目と3つ目の間」で、測らなくても決まります。

参考までに、EPIgasの純正ピンチリフター(約4,000円)は5.4gと軽量です。自作版はその約3倍の重さになりますが、価格差はそれ以上(300円 対 約4,000円)なので、自作する価値は十分にあります。

このリフターをLIXADAのアルコールストーブ(筒状のタイプ)の中に収めるセットも紹介しました。燃料を入れたセリアの調味料ボトルとあわせて逆さまにしても取れず、横のすき間にはBICジャパンのミニライターやシートゥーサミット X-カップも入ります。別セットとして、KALUGIIのチタンごとくミニ+カーボンフェルトのアルコールストーブ(薄型)+チタン風防を組み合わせる方法も紹介しました。

7位EPIgas アルミ6点食器セット

第7位 EPIgas アルミ6点食器セット 本編の 9:16 から見る

スノーピークのアルミパーソナルクッカーの検証でも上位に入っていた食器セットです。

8位モンベル タタミパッド ミニ

第8位 モンベル タタミパッド ミニ 本編の 7:48 から見る

クッカーではない唯一の選出です。使用可能温度が0度からになっています。折りたたんだ状態の厚さは44mmです。

9位ユニフレーム 山フライパン12cm

第9位 ユニフレーム 山フライパン12cm。内側はテフロン加工 本編の 4:10 から見る

内側がテフロン加工でくっつきにくいのが利点です。78.2gと軽く(この重さは山フライパンを扱った別回の動画で測った値です)、17cmの2つと比べると別物の軽さになります。ただし生産終了しているので、在庫を見つけられた人だけの選択肢です。

10位Shamlina チタン蓋 140mm

第10位 Shamlinaのチタン蓋140mm。ユニフレームのごはんクッカープラス用フライパンに 本編の 1:18 から見る

Amazonで売っている海外セラーのチタン蓋です。14cmの大きさで約1,400円と安く、レビューも悪くなかったので買ってみました。

良かったのは、ユニフレームのごはんクッカープラス用の鉄フライパンにジャストフィットしたことです。純正の蓋は重いので、これで代用できます。持ち手を横にずらせば立てたまま止まるので、箸やトングでも持ち上げられます。

チタン蓋は全6サイズをまとめて買って検証しています。そのなかの1枚がこれでした。

この検証をしている理由

このサイトを書いているのは、僕(さかた)です。KALUGII/カルギイ でチタンギアを作りながら、スタッキングだけを専門に研究しています。自社のチタンギアを売っている立場ですが、1位が100円ショップの蓋でも、そのまま1位と書きます。この記事には、動画から切り出した検証の場面を10か所そのまま載せています。

4位のように、視聴者の方から教えてもらって見つかるものもあります。良い組み合わせを知っている方は、公式LINEから教えてください。

すき間外側の内径内側の外径外側の内径 − 内側の外径 = すき間○ 入るすき間 2mm以上△ ギリギリすき間 0〜2mm× 入らないすき間 マイナス※ 数字だけでは決まりません。取っ手やフチが当たることがあります
すき間の引き算と、入る・入らないの境目

この記事に出てくる道具 8点

写真はメーカー・販売ページのものです。押すと実測値のページへ行けます。

この記事で検証した商品です。
この記事は、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが書いています。

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この中に、お持ちのものはありますか

同じ商品を2人が測ると、その数字は確定値になります。私の実測が1件目なので、あなたが2件目です。定規でも構いませんし、測れた項目だけで大丈夫です。

この記事に出てくるギアのうち、14点が実測を待っています。全部を見る

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この記事に出てくる組み合わせの、完全版

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このサイトを作っている人

KALUGII

さかたKALUGII/カルギイ 代表・スタッキング研究者

キャンプ・登山ギアのスタッキング——カップやクッカーを1つずつ重ねて、すき間なくひとまとめに収める積み方——だけを専門に研究しています。 他社製品を233点集め、5,000パターン以上の組み合わせを 実際に手で重ねて確かめてきました。YouTubeチャンネル「スタッキング大学」では 検証動画を144本公開しています。

自身のブランドKALUGII(カルギイ)では、 軽量コンパクトなコーヒーギアを作っています。注ぎ口クリップの ドリクリップと、スタッキング U.L. コーヒードリッパー。 設計から製造の手配まで自分で行っています。

スタッキング研究の結論として作ったのが、チタンカップ400NHと300NHです。 Amazonのリンクはこちら。

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