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パーゴワークス トレイルカップ300・500の実測。TOAKS550に3点セットがまるごと入る

専用設計のトレイルポットS1200・S900はもちろん、TOAKS550やエバニュー400FDなど他社製品ともぴったり収まりました。サイズと重量まで実測しています。実際に沸かして持ってみるテストもしました。

この記事で検証した商品です。(検証日: 2024年11月1日)

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目次(10項目)
  1. トレイルポットS1200・S900専用に作られたカップです
  2. 実測サイズと重量(500)
  3. 実測サイズと重量(300)
  4. トレイルポットS1200・S900へのジャストフィット
  5. OD缶・バーナーとの相性
  6. 素材とちょっとした工夫
  7. 実際に沸かして持ってみた(500)
  8. 実際に沸かして持ってみた(300)
  9. トレイルカップ300のスタッキング相性
  10. トレイルカップ500のスタッキング相性

まず動画で

トレイルポットS1200・S900専用に作られたカップです

パーゴワークスのトレイルポット1200・900にジャストフィットするよう作られた新商品です。500と300の2サイズがあり、それぞれチタンカップ・丸型プラカップ・豆型プラカップの3点セット。あわせて6個を実測しました。

500と300、それぞれチタン・丸型プラカップ・豆型プラカップの3点セット 本編の 1:06 から見る
  • 容量:チタン … 500=630ml/300=390ml
  • 容量:丸型プラカップ … 500=580ml/300=350ml
  • 容量:豆型プラカップ … 500=270ml/300=180ml
  • 素材:チタンカップ+シリコンリング/プラカップは熱にやや強いタイプ

実測サイズと重量(500)

  • チタンカップ … 外径115mm(シリコンリング付き)/11.1cm(リングなし)、内径107〜108mm、高さ73mm
  • 丸型プラカップ … 外径101mm、内径110mm、高さ63mm
  • 豆型プラカップ … 外径105mm、幅の広い方60mm、幅の狭い方54mm、高さ63mm
  • 重量:全部合わせて166.2g
  • 重量:丸型プラカップ単体56g/豆型プラカップ単体38.3g
  • 重量:チタンカップ(シリコンリング付き)72.1g/シリコンリング単体15g/チタンカップ単体57.2g

実測サイズと重量(300)

  • チタンカップ … 外径95mm(シリコンリング付き)/9.3cm(リングなし)、内径89mm、高さ65mm
  • 丸型プラカップ … 外径94mm、内径91mm、高さ56.7mm
  • 豆型プラカップ … 外径86mm、幅の広い方52mm、幅の狭い方50mm、高さ57mm
  • 重量:全部合わせて120.3g
  • 重量:丸型プラカップ単体40g/豆型プラカップ単体28.8g
  • 重量:チタンカップ(シリコンリング付き)51.1g/シリコンリング単体10.5g/チタンカップ単体40.3g

トレイルポットS1200・S900へのジャストフィット

トレイルポットS1200・S900にジャストフィットするよう作られている 本編の 4:42 から見る
  • 500のチタンカップはトレイルポットS1200の中にぴったり。少し浮きますが、蓋を閉めれば問題ありません
  • 300のチタンカップはトレイルポットS900の中にぴったり。くぼみに豆型カップもちょうど収まる作りです
  • 完全にこの組み合わせ専用に作られている印象です

OD缶・バーナーとの相性

  • OD缶250 … 500のチタンカップに逆さまにすると入ります(少し浮き気味)。逆向きやプラカップだけでは入りません。蓋は閉まらないので、メーカーはフライパン側を蓋にするよう案内しています
  • OD缶110(105も同サイズ) … 300のチタンカップに逆さまでぴったり。逆向きや、カップを外した状態では入りません
  • 500の豆型カップ+収納袋にはSOTOウィンドマスターがS1200側にぴったり収まります
  • 300の豆型カップにはウィンドマスターは入りません。BRSの小型バーナーなら入りそうですが、そこは未検証です
  • 500側のOD缶まわりの隙間には、KALUGIIのコーヒードリッパーとドリクリップが収まり、蓋もできます
  • 300側のOD缶まわりの隙間には、BICジャパンのミニライターとEPIgasのピンチリフターが収まります。KALUGIIのコーヒードリッパーも入りますが、少し浮きます

注意点として、EPIgasのピンチリフターを使うときはシリコンリングを外しておいたほうが安全です。リングを付けたまま挟むと、バンドが挟み込まれて切れてしまう恐れがあります。

素材とちょっとした工夫

プラカップは熱にやや強い素材で、チタンカップの外側に重ねると簡易的な二重構造(ダブルウォール)の役割をします。プラカップが外側にあることで、トレイルポット内側のフッ素加工にチタンが直接当たらず、傷がつきにくくなるという利点もあります。丸型プラカップの底にあるくぼみは、箸を置いても転がらない仕掛けになっています。

実際に沸かして持ってみた(500)

500mlを沸騰させたあと、プラカップに入れれば素手でも持てる 本編の 10:05 から見る

500mlの水を入れ、エバニュー ULポット600の蓋をして沸かしました。蓋をしたままでも吹きこぼれません。シリコンリング部分は素手では持てず、グローブが必要でした。沸いたチタンカップを丸型プラカップに入れると、底面が浮くおかげで素手でも持てます。EPIgasのピンチリフターで持ち上げることもできますが、重さがギリギリなので手で補助した方が安全です。

KALUGIIのドリクリップは角度をつけて装着すると注げます。満水近い量だと下から漏れやすく、半分程度が目安です。持つときは底の真ん中を避け、側面や上部を持てば熱くありません。豆型プラカップに入れるとくぼみが持ちやすく、快適でした。

実際に沸かして持ってみた(300)

300mlを沸かしてすぐ持つ。底面が浮くので熱くない 本編の 12:38 から見る

300mlを沸かしました。火を強くしすぎるとシリコンリングが溶ける恐れがあるので注意が必要です。蓋はEPIgas 500の蓋を使用しました(少し隙間はありますが、試した中では一番良い相性でした)。放置していれば吹きこぼれませんが、勢いよくかき混ぜると吹きこぼれました。

沸かしたてをすぐ持っても、底面が浮くぶん熱くありませんでした。KALUGIIのドリクリップを装着して満水のまま注ぐと下から漏れるので、250ml程度に減らすとうまく注げます。

トレイルカップ300のスタッキング相性

TOAKS550に300シリーズの3点セットがまるごとぴったり収まる 本編の 17:59 から見る
  • TOAKS 550(同径の750も同様) … 300シリーズの3点セットがまるごとぴったり収まります。TOAKS550の蓋も、逆さまにすればぴったりはまります
  • 雪峰(セッポー)M400 … トレイルカップがぴったり収まります。M300は逆に小さいので、トレイルカップ側に収まります
  • EPIgas 500 … 蓋がトレイルカップ300にぴったりはまります(沸騰実験で使った蓋と同じです)
  • ニトリのメスティン(トランギア・ダイソーの中型と同サイズ) … シリコンリングを外せば、チタンカップもプラカップもぴったり収まります
  • トランギア ケトル0.9 … 3点セットがほぼ収まり、残る隙間はエバニュー400NHで埋まります。ケトル0.9の蓋は400NHにもぴったりはまります
  • シートゥーサミット Xカップ … 蓋のようにぴったりかぶさります
  • シートゥーサミット フロンティアULカップ … 逆さまにすると溝にぴったり収まり、重ねやすくなります

トレイルカップ500のスタッキング相性

エバニュー400FDにハンドル付きのままぴったり収まる 本編の 25:50 から見る
  • エバニュー400FD … ハンドル付きのままぴったり収まります
  • エバニュー570FD … 400FDごとぴったり収まり、570FDとの隙間を400FDが埋めます。さらに400FDの中にトレイルカップ300(チタン)を、残る隙間にエバニューのデミタスカップ220を入れると綺麗にまとまります
  • エバニュー900マグポット … シリコンリングを外せば、チタンカップもプラカップも底までぴったり収まります
  • エバニュー ディープポット900 … 同じくシリコンリングを外せば底までぴったり。付属のフライパンもそのまま蓋のように使えます
  • エバニュー ストレージポット560 … 隙間なくジャストフィットします
  • スノーピーク ソロセット極みチタン … 下側のカップにぴったり収まり、セットごと持っていけます
  • スノーピーク アルミパーソナルクッカーセットS … 中にぴったり収まり、蓋も問題なく閉まります
  • TOAKS550・ユニフレーム650 … どちらもトレイルカップがぴったり収まります(周りにはまだ隙間が残ります)
  • シートゥーサミット Xカップ・フロンティアULカップ … 重ねた状態でトレイルカップにほぼぴったり収まります

この検証をしている理由

このサイトを書いているのは、僕(さかた)です。KALUGII/カルギイ でチタンギアを作りながら、スタッキングだけを専門に研究しています。他社の道具も全部、自分のお金で買っています。だから入らないものは「入らない」と書けます。この記事の記録18件には、条件つきで入る3件も含めて載せています。

検証してほしい道具があれば、公式LINEから教えてください。リクエストの多かったものから、僕が買って検証して記事にしています。(全部にはお応えできませんが、必ず目は通しています)

すき間外側の内径内側の外径外側の内径 − 内側の外径 = すき間○ 入るすき間 2mm以上△ ギリギリすき間 0〜2mm× 入らないすき間 マイナス※ 数字だけでは決まりません。取っ手やフチが当たることがあります
すき間の引き算と、入る・入らないの境目

この記事で検証した商品です。
この記事は、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが書いています。

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この中に、お持ちのものはありますか

同じ商品を2人が測ると、その数字は確定値になります。私の実測が1件目なので、あなたが2件目です。定規でも構いませんし、測れた項目だけで大丈夫です。

この記事に出てくるギアのうち、18点が実測を待っています。全部を見る

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この記事に出てくる組み合わせの、完全版

KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。

この記事に無い組み合わせで「これ入りますか?」があれば、LINEで教えてください。 すべてにお応えすることはできませんが、いただいた中から順に重ねて確かめ、記事にしています。 同じことを知りたい人に、まとめて届くようにするためです。

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このサイトを作っている人

KALUGII

さかたKALUGII/カルギイ 代表・スタッキング研究者

キャンプ・登山ギアのスタッキング——カップやクッカーを1つずつ重ねて、すき間なくひとまとめに収める積み方——だけを専門に研究しています。 他社製品を233点集め、5,000パターン以上の組み合わせを 実際に手で重ねて確かめてきました。YouTubeチャンネル「スタッキング大学」では 検証動画を144本公開しています。

自身のブランドKALUGII(カルギイ)では、 軽量コンパクトなコーヒーギアを作っています。注ぎ口クリップの ドリクリップと、スタッキング U.L. コーヒードリッパー。 設計から製造の手配まで自分で行っています。

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