アルプスアウトドアサミット2024の収穫は、シース込み16gでクッカーに入るULナイフ「掌」
シース込み16gで、クッカーの中にスタッキングできるナイフがありました。アルプスアウトドアサミット2024(長野県松本市)でのいちばんの収穫です。UL系のメーカーが多い年でした。ここではスタッキングの観点から気になったものだけをまとめます。すべて2024年時点の情報です。
文中の価格は2026年8月時点のものです。いまの価格は、それぞれのリンク先でお確かめください。
もとになった動画
YouTubeの「スタッキング大学 by KALUGII/カルギイ」に2024年10月4日に投稿した
「【速報‼︎】長野県松本市で2024年10月に開催のアウトドアイベント、「ALPS OUTDOOR SUMMIT(アルプスアウトドアサミット)」の初日に突撃。【キャンプ・登山・ULギア】」という動画のスタッキング検証にもとづいています。

目次(6項目)
まず動画で
クッカーに入るULナイフ「掌」(銀閃花シリーズ)
刃物メーカーの新シリーズ「銀閃花(ginsenka)」です。今回いちばん気になったのが、ULナイフ「掌(たなごころ)」でした。
- ULナイフ 掌(たなごころ) … ナイフ本体8g+レザーシース8g=16g。5,100円(税込・2024年時点)
- ナイフ … 全長100mm・幅14mm・柄の外径7mm・刃渡り45mm(刃長55mm)・刃幅14mm・刃厚1.3mm
- シース … 全長85mm・幅30mm・革厚み2mm
- ペティナイフ 手捌(てさばき) … ナイフ51g+シース17g。刃渡り90mm(刃長120mm)。8,000円(税込・2024年時点)
- フォーク 指叉(さすまた) … 全長76mm。800円(税込・2024年時点)。同じレザーシースの中に一緒に収まります
- 素材はステンレス。加熱処理で硬度を上げるのが得意なメーカーだと聞きました
ナイフとフォークをまとめてクッカーの中にスタッキングできる、というのがこのシリーズのテーマ。刃の背にあるギザギザは、ここに指をかけて使うためのもの。小さくて普通には持ちにくいナイフなので、この持ち方を前提にした形です。
刃物をバックパックで持ち歩くとき、すぐ取り出せる状態だと問題になることがあります。クッカーの中に入れておけばすぐには取り出せない状態になるので、そのぶんリスクを減らせる、という説明もありました。
ダイニーマ製の収納袋
ダイニーマは、同じ質量で鉄の15倍の強度があると言われる繊維です。それが中にたくさん入っているので、薄く軽くできて、生地自体は完全防水になります。
ただし縫い目はシーム処理をしていないので、そこからはじわっと染みてきます。シーム処理をすれば防水性はかなり上がる。
サイズ違いがあり、小さいものはカトラリーやリップなど「すぐ使いたいもの」を入れてザックの外に付ける使い方ができます。
保冷・保温カップケース
シェラカップを入れるためのケースですが、プラカップでも缶ビールでも入ります。中にアストロホイルという保冷・保温材が入っているので、そのまま持つより冷たいまま飲める。
パーゴワークスのトレイル系
トレイルカップ300・500、トレイルポット、ニンジャファイヤースタンド、ニンジャスティックが並んでいました。このサイトでも何度も出てくる、スタッキングの主役級のシリーズです。
折りたたみテーブル「パタパタテーブル」(9kei)
木製ギアを扱う「9kei」のブースにあった折りたたみ式の木製テーブルです。ストッパーを外すと足がたたまれてフラットになり、重さは300g。サイズはA3・B4・A4・B5相当の4パターンで展開されていて、写真の丸いテーブルはA4サイズ。小さいテーブルを複数並べると、精進料理のような盛り付けにも使えると説明しました。価格は¥9,800(2024年時点)です。
NODATE mag(漆のカップ)
漆のカップです。色もサイズも展開が多く、実物を並べて見られるのはイベントならではでした。
14年前のものでも直しに出しながらずっと使い続けている人が多いと聞きました。使い込むと漆が塗り直したくなる状態になりますが、それも育ち方の一つ。革製品やカゴなど天然素材のものと同じように、手の脂で手入れをすることでツヤが増していくという説明でした。
この検証をしている理由
このサイトを書いているのは、僕(さかた)です。KALUGII/カルギイ でチタンギアを作りながら、スタッキングだけを専門に研究しています。他社の道具も全部、自分のお金で買っています。だから入らないものは「入らない」と書けます。この記事には、動画から切り出した検証の場面を6か所そのまま載せています。
検証してほしい道具があれば、公式LINEから教えてください。リクエストの多かったものから、僕が買って検証して記事にしています。(全部にはお応えできませんが、必ず目は通しています)
この記事は、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが書いています。
この中に、お持ちのものはありますか
同じ商品を2人が測ると、その数字は確定値になります。私の実測が1件目なので、あなたが2件目です。定規でも構いませんし、測れた項目だけで大丈夫です。
- EVERNEW Apex cup t0.2あと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- EVERNEW Ti U.L. Deep pot 900あと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- EVERNEW Ti U.L. Pot 1300あと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
この記事に出てくる組み合わせの、完全版
KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。
この記事に無い組み合わせで「これ入りますか?」があれば、LINEで教えてください。 すべてにお応えすることはできませんが、いただいた中から順に重ねて確かめ、記事にしています。 同じことを知りたい人に、まとめて届くようにするためです。
LINEで早見表を受け取る(無料)メールで受け取るあわせて読む








