スタッキング大学キャンプ道具が「入るか」を実測で調べるサイトサイトの全体像KALUGII/カルギイ 運営

ホーム › 読み物

フィールドスタイル2024秋、純チタン99.7%のブランドと巻ける木の天板を見つけた

アウトドアの展示会「フィールドスタイル2024秋」を取材してきました。前年は出展する側で参加した会場です。ここでは、話を聞いて中身のあった4つのブースだけをまとめます。すべて2024年時点の情報です。

目次(4項目)
  1. シルバーアント|純チタン99.7%以上しか使わないブランド
  2. イニックコーヒー|アウトドア専用のスティックコーヒー
  3. キナコマクラフト|巻いて収納できる木の天板
  4. デイトナ|四角いケトル

まず動画で

シルバーアント|純チタン99.7%以上しか使わないブランド

シルバーアントの結晶化チタンの急須 本編の 0:57 から見る

チタンのギアを作っているブランドで、日本に上陸したのは取材時点から2年前。「99.7%以上の純チタンしか使わない」というのがブランドの説明でした。

  • 結晶化チタンの急須 … いちばん売れている商品。穴が開いていて、中にもう一つ入れられます。ジャストフィットでした
  • 結晶化チタンのポット … 800mlと1200mlの2サイズ。1人用と家族用という位置づけ
  • 湯飲み … ダブルウォール(二重構造)で保温がききます。ビールを飲む人もいるそうです
  • 結晶化チタンのとっくり … 300ml。おちょこが蓋を兼ねます。少し斜めになっていて注ぎやすい形。おちょこも薄いのにダブルウォールです
  • 純チタンのクッカー3点セット … ジャーナルスタンダードファニチャーとのコラボ。底のフライパンが蓋になります

急須の中にもう一つ入る、とっくりの蓋がおちょこになる、フライパンが蓋になる。ブランドとして「1つで2役」を設計に入れているのが、スタッキング目線だと分かりやすい特徴でした。

イニックコーヒー|アウトドア専用のスティックコーヒー

イニックコーヒーのアウトドア向けブレンド 本編の 4:17 から見る

粉末のスティックタイプで、インスタントのように溶かせるのにドリップに近い味になる、というコーヒーです。アウトドアで重宝されている。

キャンプ番組とのコラボで、アウトドア専用の「モッテコーヒー」というブランドも出しています。夜更かしブレンドという名前のものはカフェインレス(ノンカフェインではない)で、キャンプの後にまったりする時間向け。

湯を沸かすだけで済むので、ドリッパーやフィルターを持たない構成にしたいときの選択肢になります。

イニックコーヒーのラインナップ。焚き火ブレンドは3杯分540円(税込) 本編の 5:30 から見る
  • 焚き火ブレンド(TAKIBI BLEND)… 香ばしいスモーキーな深煎り。たき火を囲みながら飲む用に設計されています
  • すっきりブレンド(登山用)… 中深煎りで苦味を抑えた味。空気の澄んだ山頂でも飲みやすい設計です
  • スムースアロマシリーズ … いちばん人気。チューブタイプで、3本・12本・30本入りがあります。カフェでいうオリジナルブレンドの位置づけです
  • ハニーコーヒー(蜂蜜パウダー入り)… 国産蜂蜜を粉末にして配合。香料ではなく蜂蜜そのものの濃厚さが特徴で、ホット・アイス・牛乳割りのどれにも合います

キナコマクラフト|巻いて収納できる木の天板

巻いて収納できる木の天板。フィールドラックに合わせて作られています 本編の 10:14 から見る

木のギアを作っているブースです。いちばん分かりやすかったのが、くるくると巻いて収納できる天板でした。フィールドラックに合わせたサイズですが、他のラックにも使える。

スタンレーのランチボックスに合わせた木製コースター(テインター)も並んでいました。裏にマグネットが付いていてパチッと固定でき、角にも溝があってはまる作りです。素材はウォールナットとレッドオークの2種類で、同じウォールナットでも1枚ずつ色がかなり違います。実物を並べて見られるのは展示会ならではでした。

新商品のコンパクトテーブルは、上でバーナーを使える形になっていて、下にOD缶が収まります。ゴムで固定する構造で、組み立ても簡単でした。OD缶250でも110でも入りそうです。

デイトナ|四角いケトル

デイトナのブース。クリップクッカーセットなどが並んでいました 本編の 26:34 から見る

もともとオートバイ用品のメーカーで、ツーリングでキャンプをする人に向けて作っているそうです。「ULまではいかないけれど収納性は詰める」という、ULとファミリーキャンプの中間を狙った位置づけ。

気になったのは四角いケトルです。四角いので収まりが良く、取っ手には真鍮を使っています。注ぎ口の高さがコーヒーのドリップに合わせてあるのがポイントでした。

デイトナの新型ケトル。2025年1月発売予定、価格は5,500円 本編の 26:40 から見る

この四角いケトルは新商品で、発売は2025年1月、12月から先行受注。ハンドルは着脱でき、そのままロックもできる作りになっています。付属のメッシュ袋に入れると、ラージメスティンくらいのサイズ感です。蓋はそのままフライパンとしても使え、フライパン側はテフロン加工で本体より板厚を上げてあります。本体容量は800mlです。

デイトナのペグハンマー(新型)。通常のT型ではなく細く作られている 本編の 27:30 から見る

ペグハンマーも人気商品で、モデルチェンジした新型が出ていました。通常のハンマーはT型ですが、それだとデッドスペースができるので、できるだけ細い形に作り直した。下からペグを抜くこともでき、反対側はペグ抜き用のフックにもなっています(紐は別売)。

ネグラ ホシゾラハイブリッドマット5。足元だけエアマット、上半分はウレタンの構造 本編の 28:10 から見る

気になったのが「ネグラ ホシゾラハイブリッドマット5」という寝具です。足元だけをエアマットにすることで小さく収納できるようにしています。全部エアマットだと寝心地がふわふわしすぎ、全部ウレタンだと大きくなりすぎるので、両方のいいとこ取りをした。枕は別売でスナップボタンで留められます。収納サイズは270mm×160mm、厚み5cmで重さ880g。さらに薄い3.5センチ厚のモデルもあり、そちらは680gとより小さくなります。

この検証をしている理由

このサイトを書いているのは、僕(さかた)です。KALUGII/カルギイ でチタンギアを作りながら、スタッキングだけを専門に研究しています。他社の道具も全部、自分のお金で買っています。だから入らないものは「入らない」と書けます。この記事には、動画から切り出した検証の場面を8か所そのまま載せています。

検証してほしい道具があれば、公式LINEから教えてください。リクエストの多かったものから、僕が買って検証して記事にしています。(全部にはお応えできませんが、必ず目は通しています)

すき間外側の内径内側の外径外側の内径 − 内側の外径 = すき間○ 入るすき間 2mm以上△ ギリギリすき間 0〜2mm× 入らないすき間 マイナス※ 数字だけでは決まりません。取っ手やフチが当たることがあります
すき間の引き算と、入る・入らないの境目

この記事は、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが書いています。

この中に、お持ちのものはありますか

同じ商品を2人が測ると、その数字は確定値になります。私の実測が1件目なので、あなたが2件目です。定規でも構いませんし、測れた項目だけで大丈夫です。

実測値を送る 測り方を見る

この記事に出てくる組み合わせの、完全版

KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。

この記事に無い組み合わせで「これ入りますか?」があれば、LINEで教えてください。 すべてにお応えすることはできませんが、いただいた中から順に重ねて確かめ、記事にしています。 同じことを知りたい人に、まとめて届くようにするためです。

LINEで早見表を受け取る(無料)メールで受け取る

あわせて読む

記事
アルプスアウトドアサミット2024の収穫は、シース込み16gでクッカーに入るULナイフ「掌」
2026年8月10日 公開
シース込み16gで、クッカーの中にスタッキングできるナイフがありました。アルプスアウトドアサミット2024(長野県松本市)でのいちばんの収穫です。UL系のメ…
▶ 記事を見る
記事
ふるさと納税のULギア【2024年時点】、返礼品の産地でエバニューとスノーピークの工場が分かる
2026年8月8日 公開
エバニューは新潟県燕市、スノーピークのアルミパーソナルクッカーは富山県高岡市、チタンのほうは新潟県三条市。返礼品の自治体を見ると、そのギアの製造地が分かりま…
▶ 記事を見る
記事
TMR industries 所さんに聞くLTクッカー開発秘話。構想4年、試作は数ヶ月
2026年8月10日 公開
栃木県真岡市のTMR industries、所さんに開発の裏側を聞きました。きっかけは冬の雪山で所さん自身が経験した「なかなかお湯が沸かない」というもどかし…
▶ 記事を見る
記事
TITAN MANIA ダブルウォールマグ450mlの相性3件。330には入らない
2026年8月21日 公開
TMRのL.T.Cookerは入りましたが、330サイズは入りませんでした。二重構造なので、外径の割に内側が狭くなります。3件すべてが「このマグに入れた」記…
▶ 記事を見る
記事
UL系コーヒードリッパー10個比較、総合1位はモンベルでKALUGIIは2位タイ
2026年8月10日 公開
UL系のコーヒードリッパー10個を、サイズ感・スタッキング(収納時と展開時のサイズ)・対応できるカップのサイズ・重さ・組み立て収納の速さ・洗いやすさ・価格・…
▶ 記事を見る
記事
キャプテンスタッグ たためるミニパン16cmは、畳んで3.5cm。軽さでは選べません
2026年8月10日 公開
キャプテンスタッグの『たためるミニパン16cm』は、実測134.7g、畳むと厚さ35mm(持ち手を含めると3.8cm)まで小さくなります。単体では手持ちのク…
▶ 記事を見る

このサイトを作っている人

KALUGII

さかたKALUGII/カルギイ 代表・スタッキング研究者

キャンプ・登山ギアのスタッキング——カップやクッカーを1つずつ重ねて、すき間なくひとまとめに収める積み方——だけを専門に研究しています。 他社製品を233点集め、5,000パターン以上の組み合わせを 実際に手で重ねて確かめてきました。YouTubeチャンネル「スタッキング大学」では 検証動画を144本公開しています。

自身のブランドKALUGII(カルギイ)では、 軽量コンパクトなコーヒーギアを作っています。注ぎ口クリップの ドリクリップと、スタッキング U.L. コーヒードリッパー。 設計から製造の手配まで自分で行っています。

スタッキング研究の結論として作ったのが、チタンカップ400NHと300NHです。 Amazonのリンクはこちら。

チタンカップ400NH を Amazonで見る チタンカップ300NH を Amazonで見る

アウトドアブランド様からのご依頼もお受けしています。 PR(広告)としてのご依頼もお受けできます。ただしお伝えするのは 「入る・入らない」という動かせない事実だけです。入らないものを入るとは書きません。 忖度はしません。それでよろしければ、公式LINEからご連絡ください。

掲載している他社製品は、その多くを自費で購入しています。 ごく一部に、ご提供いただいたものやPRとしてお受けしたものもあります。 それでも書く内容は変わりません。スタッキングは入るか入らないかしかありません。だから忖度のしようがありません。 詳しくはこのサイトについてと 広告・免責について メーカー・ブランドの方へ 広告掲載のご案内をご覧ください。

公式LINEで問い合わせる メールで受け取る

本サイトはAmazonアソシエイト・プログラムに参加しており、商品リンクから収益を得ることがあります。
当サイトは、日本一のスタッキング研究者である KALUGII/カルギイ 代表のさかたが運営しています。スタッキングは入るか入らないかしかないので、忖度のしようがありません。