トランギア マイクロライトは公式に重さが無い。分解して量ると本体82.5g・蓋込み110.7g
トランギアの新商品「マイクロライト」を実測しました。公式サイトには重さもサイズも載っていないため、パーツごとに分解して量っています。クッカーセット単体は82.5g、蓋を含めると110.7g。蓋はトランギアのケトル0.9Lの蓋と完全に同じサイズで、そのまま使い回せます。
もとになった動画
YouTubeの「スタッキング大学 by KALUGII/カルギイ」に2024年12月20日に投稿した
「【スタッキング検証:◎】トランギア「マイクロライト・オリジナル」は2025年も愛用したい、超優秀クッカーでした。【キャンプ・登山道具・ULギア】」という動画のスタッキング検証にもとづいています。

目次(11項目)
まず動画で
マイクロライトとマイクロオリジナル、違いはバーナー部分だけ
トランギアの新商品「マイクロライト」は、ゴトクとバーナーベースソリッドが付属する3点セットです。もう一方の「マイクロオリジナル」は、バーナーベースソリッドの代わりにアルコールバーナーが付属します。それ以外のクッカー本体・蓋・ゴトクは共通です。
トランギア公式サイトには、クッカー単体の重さやサイズが載っていません。この記事ではすべて実測した値を紹介します。
実測:パーツごとの重さ
- クッカーセット(蓋つき) … 110.7g
- 蓋単体 … 28.2g
- クッカーセット単体(蓋なし) … 82.5g
- クッカー本体のみ … 62.5g
- 取っ手 … 20g
- ゴトク … 51g
- バーナーベースソリッド … 18.2g
- アルコールバーナー … 111.8g
本体62.5g+取っ手20g=82.5gで、蓋なしのクッカーセットの重さとぴったり一致します。
実測:サイズ
- 取っ手を広げた状態の全長 … 約220mm
- 外径 … 112mm
- 内径 … 103mm
- 底面 … 10.8cm
- 蓋の直径 … 108mm
蓋はトランギアケトル0.9Lと同じ
マイクロの蓋が気になっている人は多いと思います。トランギアのケトル各サイズの蓋と比べたところ、0.6Lの蓋は小さくて合いませんでした。0.9Lの蓋はぴったりで、マイクロ本体の蓋と完全に同じサイズです。1.4Lの蓋も同様に使い回せます。つまり0.9Lの蓋に合うものは、基本的にマイクロにも合うと考えていいということです。
ステンレス製のケトルの蓋は、マイクロ特有のカチッとロックする溝にはまらないため使えませんでした。
マイクロライト(バーナーベースソリッド側)の中に入るもの
バーナーベースソリッド側のマイクロライトは隙間が狭く、なかなか合うものが見つかりませんでした。良かったのはエバニュー250ノンハンドルです。ぴったり収まり、蓋は少し浮きますが問題なく閉められます。外側の隙間を埋められるものは見つかりませんでした。
マイクロオリジナル(アルコールバーナー側)の中に入るもの
- エバニュー グビグビ220NH … バーナーの中にぴったり収まり、乗せるだけで使える(途中で止まる)
- ウィルドゥ フォールダーカップ(逆さま) … 少し浮くが、押しながら蓋を閉められる
- シートゥーサミット Xカップ … 隙間にぴったり収まる
- シートゥーサミット フロンティアULカップ … 向きを変えると隙間の突起にはまる。傷がつきそうなので注意
- ダイソー アウトドア用マグカップ250 … 押し込むとぴったりはまる。中にLIXADAのアルコールストーブも入れられる
エバニューのアルコールストーブは、残念ながら入りませんでした。
蓋にはエバニューのマルチディッシュがぴったり
マイクロの蓋に代わるものとして見つかったのが、エバニューのマルチディッシュです。ぴったりはまり、取っ手はありませんが、EPIgasのピンチリフターでつまめば問題なく開閉できます。重さはマルチディッシュが14.1g、トランギア純正の蓋が28.3gなので、約半分に軽量化できます。
おすすめのクッカーセット
検証をふまえて、実際に持っていきたいと思った3パターンを紹介します。
①マイクロライトセット(ゴトク+バーナーベースソリッド)
- シートゥーサミット Xカップ
- KALUGII コーヒードリッパー
- ベルモント 山箸
- ダイソー チタン製スプーン(折りたたみ)
- EPIgas ピンチリフター
- BICジャパン ミニライター
- エバニュー パンタパス400FDサイズ+マルチディッシュ(蓋)
ゴトクを袋に入れてから、この順で重ねます。バーナーベースソリッドの中には、ファイヤードラゴンや固形燃料を入れて持っていく想定です。コーヒードリップ用の注ぎ口(ドリクリップ)はマイクロの縁が分厚く装着できないため、この構成では箸を使ってお湯を伝わせる簡易的な淹れ方になります。
②マイクロオリジナルセット(アルコールバーナー)
- エバニュー デミタスカップ220(蓋の代わり)
- エバニュー 250ノンハンドル
- KALUGII コーヒードリッパー+ドリクリップ
- ベルモント 山箸
- BICジャパン ミニライター
- EPIgas ピンチリフター
- エバニュー パンタパス400FDサイズ+マルチディッシュ
ゴトクの下の隙間にコーヒードリッパーやライターなどの小物を先に入れ、デミタスカップの中にアルコールバーナーを収め、最後に250ノンハンドルをかぶせます。250ノンハンドルは浅くて幅が広いため、コーヒードリッパーをそのまま乗せるとフィルターが液面に浸ってしまいます。箸を8の字にしてドリッパーの下に通し、少し浮かせると回避できます。プラス1本追加したいときは、エバニューの570FDが一番収まりがいい。
③ゴトクを抜いてクッカー単体を活かすセット
ゴトクがあると組み合わせが制限されるため、ゴトクを抜いた状態でクッカー本体だけを活かすセットも紹介しました。
注意点があります。スノーピーク ソロセット 極 チタン(新モデル)の蓋は、マイクロにめちゃくちゃぴったりはまりますが、強めに押し込むと抜けなくなりました。軽く乗せる程度にとどめてください。
- エバニュー 400ノンハンドル
- エバニュー 250ノンハンドル
- ベルモント チタントレールカップ280
- エバニュー グビグビ220NH
- アルコールストーブ(トランギア/エバニュー/LIXADAなど、どれでも対応可能)
- KALUGII チタン五徳
- KALUGII コーヒードリッパー+ドリクリップ
- BICジャパン ミニライター
- EPIgas ピンチリフター
- ベルモント 山箸
- アルミ缶で作った風防
エバニュー400ノンハンドルの中に、250ノンハンドルとベルモントのトレールカップ280を少し押し込んで重ねます(250ノンハンドルは少し変形します)。そこにグビグビとアルコールバーナーをさらに重ね、上にKALUGIIのチタン五徳を乗せる形です。隙間にコーヒードリッパーやライターなどの小物と風防を詰め、上にマルチディッシュとパンタパス400FDサイズを重ね、最後にトランギアのマイクロ本体(蓋は横向きにして)を重ねてケースに収めます。
この検証をしている理由
このサイトを書いているのは、僕(さかた)です。KALUGII/カルギイ でチタンギアを作りながら、スタッキングだけを専門に研究しています。他社の道具も全部、自分のお金で買っています。だから入らないものは「入らない」と書けます。
検証してほしい道具があれば、公式LINEから教えてください。リクエストの多かったものから、僕が買って検証して記事にしています。(全部にはお応えできませんが、必ず目は通しています)
この記事に出てくる道具 8点
写真はメーカー・販売ページのものです。押すと実測値のページへ行けます。
この記事のおすすめセット(一覧で見る)
切り抜き動画と中身のリストで、ほかのセットと見比べられます。
この中に、お持ちのものはありますか
同じ商品を2人が測ると、その数字は確定値になります。私の実測が1件目なので、あなたが2件目です。定規でも構いませんし、測れた項目だけで大丈夫です。
- EVERNEW Ti 250 cup NHあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- trangia マイクロライトあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- EVERNEW GubiGubiあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- trangia マイクロオリジナルあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- ウィルドゥ フォールダーカップあと1件で確定:外径・重さ
- SEA TO SUMMIT X-カップあと1件で確定:外径・重さ
- SEA TO SUMMIT フロンティアULカップあと1件で確定:外径・重さ
- EVERNEW アルコールストーブあと1件で確定:外径・高さ・重さ
- EVERNEW マルチディッシュあと1件で確定:外径・高さ・重さ
- snow peak ソロセット 極チタン SCS-004TRあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- EVERNEW Ti 400 NHあと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- belmont チタントレールカップ280あと1件で確定:外径・内径・高さ・重さ
- DAISO アウトドア用マグカップ(250ml)まだ実測がありません
この記事に出てくるギアのうち、13点が実測を待っています。全部を見る
この記事に出てくる組み合わせの、完全版
KALUGIIチタンカップ300NH/400NHが「どのクッカーに入るか」を1枚にまとめた早見表PDFを、 公式LINEで無料配布しています。
この記事に無い組み合わせで「これ入りますか?」があれば、LINEで教えてください。 すべてにお応えすることはできませんが、いただいた中から順に重ねて確かめ、記事にしています。 同じことを知りたい人に、まとめて届くようにするためです。
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